我が家の墓石購入談

我が家(30代夫婦)の墓石購入体験談です。
我が家は、東日本大震災で、東北地方に在住していた両親を一度に失ってしまいました。
両親ともども元気であったため、老後の介護については話したりしていましたが、お墓についてはまだまだ先であろうと、何の相談もしたことがありませんでした。
私たちは、現在関西地方に在住しており、震災のことはもちろんテレビで知りました。
初めは「大変なことになった」くらいの認識でしたが、テレビの画面に実家周辺の映像が映し出され、事の重大さを知りました。
両親とは連絡がつかず、震災から2週間後に母の遺体が見つかり、父はいまだに見つかっていません。
母の遺体は市がお骨にしてくれて、骨壷に入った状態で対面しました。
この骨壷は、実家近くの本家のお寺に、ひとまず安置させてもらいました。
実家は分家であったため、私たちの代でお墓を建てなければなりませんでした。
しかし震災直後は現地も、われわれ自身も混乱しており、具体的な行動は起こせませんでした。
月日のたつのは速いもので、その年の8月にお盆のために帰省しました。
お寺に寄り、お参りをしましたが、母の遺骨は同じ境遇(お墓が無い人)の方々の遺骨と一緒に、所狭しと並べられていました。
毎日お経をあげてもらってはいるものの、早く自分の場所でゆっくりさせてあげたいと思い、兄弟たちと話し合い、1周忌までにお墓を建てようと決めました。
お墓の場所は、両親のためを考え、実家の近くにすることにしました。
幸い、墓地は希望していたところに見つけることができました。
しかし、墓石については、我々は普段は関西に住んでいるため、現地の業者さんとの打ち合わせの時間を十分に取ることができませんでした。
そこで、インターネットで調べていたところ、墓石の通信販売があることを知りました。
早速資料を取り寄せたところ、金額別の墓石プランが掲載されている立派なカタログが届きました。
カタログには墓石の形や種類が多数記載されており、何もかも初めての私たちにはとても役立ちました。
また、価格もはっきり明記されているので、安心感を得ることができました。
カタログに基づいて、自分たちのイメージする墓石プランをいくつか会社に連絡すると、使用する墓石見本の現物と、実際の土地にお墓を建てた場合の合成画像が送られてきました。
対応の迅速さ、そしてインターネット世代の私たちに適したビジネスモデルだったとこもあり、その業者さんに注文しました。
実際にお墓を建て始めてからは、進捗状況に応じて連絡が入りました。
そして、無事、1周忌までにお墓を建てることができました。
(立派なお墓だと、親戚の方にも褒めていただけました)「墓石の通信販売」というと、ご年配の方には敬遠されるかもしれませんが、故郷を離れて暮らしている私たちにとっては、非常にありがたいシステムでした。

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